パーティー会場のど真ん中で、副社長がビール瓶を逆さにし、頭から浴びせられた。73歳の俺は、安物スーツをビールで濡らしながら、ただ黙って立っていた。会場の全員が俺を眺めている。誰も助けてくれない。副社長は勝ち誇った顔で、こう言った。「ここは中卒専用の席だ。他に中卒の奴がいたら、俺様が同じ目に合わせてやる!」悔しくて、親友の桜井が殴りかかりそうになるのを必死に止めた。だが、俺には言えなかったこと…

パーティー会場のど真ん中で、副社長がビール瓶を逆さにし、頭から浴びせられた。73歳の俺は、安物スーツをビールで濡らしながら、ただ黙って立っていた。会場の全員が俺を眺めている。誰も助けてくれない。副社長は勝ち誇った顔で、こう言った。「ここは中卒専用の席だ。他に中卒の奴がいたら、俺様が同じ目に合わせてやる!」悔しくて、親友の桜井が殴りかかりそうになるのを必死に止めた。だが、俺には言えなかったこと...

ビールが頭のてっぺんから降ってきた。ジョッキでもなく、栓を抜いた瓶ごと、真上から逆さまに。一瞬、何が起きたのか分からなかった。ぬるい液体が髪を伝い、顔を伝い、安物のスーツの肩を濡らしていく。明日のために早起きしてセットした髪型なんて、もう何が何だか分からない有様だった。

「ここは中卒専用の席だ。おい、他に中卒の奴がいたらここに座れ。副社長である俺様が自ら、このじいさんと同じ目に合わせてやる」

副社長は、せら笑いを浮かべながらそう言い放った。会場は一瞬にして水を打ったように静まり返り、次の瞬間、ざわめきに変わった。誰もが息を呑み、誰もが何か言いたげで、しかし誰一人として口を開かない。ただ、その場に立ち尽くすだけだった。

俺は片岡裕二、今年で73歳になる爺さんだ。子供の頃、家はとても貧しかった。幼い頃に父親を交通事故で失い、当時はご飯を食べるのも一苦労だった。必死に働く母の背中を見て育った俺に、高校へ進学するという選択肢は最初から無かった。中学を卒業してすぐに働き始め、それから一貫して仕事一筋の毎日だ。若い頃はずっと働き詰めだったが、辛いと思ったことは一度もない。これは誇張でも何でもない、嘘偽りのない本当のことだ。

歳を重ね、一時は全ての仕事をリタイアしようかと考えたこともあった。しかし、どうやら俺の性格にはそれが耐えられないらしい。働くのが好きで好きでたまらない。家にいたところで暇を持て余すだけだ。そんなわけで、今も現役で働いている。縁あって飲料会社の契約社員として、事務の仕事をしている。まだまだ若い奴らに負けるわけにはいかない。俺のファイトは、年を重ねるごとにむしろ増しているように感じていた。

そんなある日のことだ。オフィスで仕事をしていると、一枚の案内が舞い込んできた。グループ会社全体で合同パーティーが開催されるという。しかも、そのパーティーには上層部の限られた役員だけでなく、社員全員の参加が要請されている。つまり、俺のような下っ端の契約社員でも参加できるわけだ。

俺が雇われているのは、株式会社シーサードリンクホールディングスのグループ会社の一つだ。うちの経営母体は、参加20ものグループ会社を経営している、日本でもトップクラスの飲料メーカーである。グループ会社の中には、俺の知り合いも働いている。パーティーに行けば、あの馴染みの顔に会えるかもしれない。そう思った俺は、孫に進められて購入した最新スマホを、たどたどしい手つきで操作して連絡を取ることにした。何しろ、俺には一番仲のいい親友がいる。名前は桜井達。俺と同じ今年73歳になる爺さんだ。

桜井とは幼少期から現在に至るまで、いわば腐れ縁のような間柄だ。あいつも俺も中卒であることがきっかけで仲良くなった。コンプレックスも、仲間がいれば怖くない。温厚で穏やかな俺とは正反対で、桜井は口がかなり悪い。喧嘩っ早いが、心の中はさっぱりとした昔気質のいい男だ。パーティーであいつにも会えるわけか。スマホを耳に当てながら、あいつの顔を思い出した。

しばらく発信音が続いた後、桜井はいつもの不機嫌そうな口調で電話に出た。俺がパーティーのことを話すと、桜井はしぶしぶながらも参加すると言った。

「正直、パーティーなんざめんどくせえけどな。全員参加とあっちゃしょうがねえし。ま、久々にお前にも会えるしな」

その言葉を聞いた瞬間、俺はパーティーが画然楽しみになった。まるで子供が遠足を心待ちにするかのように、指折り数えて開催を待った。

迎えたパーティー当日。桜井と駅で待ち合わせた俺は、早速会場へと向かった。開会まではまだ時間があるにも関わらず、会場内はすでに多くの人で賑わっていた。どうやら桜井は人の多さに早速うんざりしているようで、帰りたいと言い出した。俺は慌てて、場内で提供されるウェルカムドリンクを勧めた。もちろん、全てうちの会社の製品だ。

「あ、俺の好きなレモネードまであるじゃねえか。用意がいいね」

桜井の大好物であるレモネードは、うちの会社の看板商品だ。この商品が全国的に大ヒットを記録したおかげで、会社はここまで大きくなったと言っても過言ではない。さっきまで帰りたがっていたことをすっかり忘れた桜井は、満面の笑みを浮かべてレモネードを飲み干す。その姿を前に、俺もなんだか嬉しくなった。

そんなこんなで、パーティーの開会時刻を迎えた。場内は華やかな装いの人々で満員だ。特に上層部の人間はハイブランドの高そうなスーツや腕時計を身につけているのですぐに分かる。一方、俺はといえば、近所の商店街の用品店で売っていたセール品の安物スーツだ。会場の華やかな雰囲気からは若干浮いているような気もしたが、そんなことを気にするような年ではない。そう自分に言い聞かせて、俺はドシッと構えておくことにした。

俺はいつものように桜井と他愛もない話に花を咲かせていた。桜井は何度も何度も鉱物のレモネードをおかわりしている。すると、ある一人の男が近寄ってきた。

「おい、そこのじじども。こんな場所で一体何してやがる? もしかして不法侵入者か?」

彼はうちの会社の死者に務める副社長だ。死者の社長をしているうちのたふの息子である。一人っ子であるがゆえに、随分と甘やかされて育ったようだ。俺が働いているのは彼の会社とは異なるオフィスだが、車内でもあまりいい評判は聞かない。大学時代、この男は抗義も受けずに散々遊び放けていたおかげで、就職先がさっぱり見つからず、結局父親に泣きついたらしい。父親のコを最大限利用して、うちの会社に入社したという噂だ。そんな人間が、異例のスピード出世で副社長になるなんて。死者は一体全体大丈夫なのだろうか。他人事ながら心配になってしまう。

短気な桜井は、副社長の霊言葉に早速んと来たらしく、喧嘩腰で戦闘態勢に入っている。俺は相変わらずな桜井をなだめつつ、副社長に対を提示した。そして、パーティーへは社員全員の参加が要請されていることを説明した。しかし、副社長は俺から招待状を奪い、目の前でビリビリに破り捨てて見せた。突然のことに、俺は思わず面食らった。

「お前らみたいな追い惚れなんて、どうせ何ひとつ会社の役になんて立ってないだろう。それなのに社員づらするとか、図々しいにも程があるぜ、この老害どもめ」

そして副社長は、この歳まで働いている俺たちを徹底的に侮辱し始めた。

「初詮定学歴に決まってる。せいぜい高卒程度ってところかな」

俺は首を横に振り、俺たちは中卒だと明かした。すると副社長は、にやりといやらしい笑みを浮かべた。一瞬で俺たちを明らかに下に見ているのがよくわかる。副社長は何かを思いついたらしく、一脚の椅子を持ってくるように命令した。ボイが持ってきた椅子を、副社長は会場のど真ん中に置いた。そして、そこに座るよう俺に命じた。

一体どういうつもりだろう? 俺は副社長の目ろみをいまいち理解できなかったが、こんな大勢の人々の前で拒否することは不可能だ。言われるがまま椅子に腰かけた。桜井も、何が何だか状況を把握しかねているという表情を浮かべている。疑問に思っていると、信じられないことが起こった。副社長は突然、テーブルの上に置いてあったビール瓶を手に取った。そして、その瓶を俺の頭の真上で逆さにして、ぶっかけたのだ。俺の頭はすっかりズブ濡れ。せっかくパーティーのために早起きして完璧にセットした髪型も、一瞬で無惨な姿に変わり果ててしまった。副社長は、せら笑いを浮かべながらこう言い放った。

「ここは中卒専用の席だ。おい、他に中卒の奴がいたらここに座れ。副社長である俺様が自ら、このじいさんと同じ目に合わせてやるよ」

会場はこの騒ぎに騒然となった。桜井は今にも副社長に殴りかかりそうな勢いだ。顔を真っ赤にして、怒りに拳を震わせている。もしも大事な親友が副社長に暴行を働いたら、それこそ大変なことになってしまう。下手をすれば警察沙汰も免がれないかもしれない。俺は何よりも先に、桜井の怒りを沈めることを優先した。思いつくだけのなだめの言葉を、桜井に必死に投げかけた。桜井は納得いかない表情を浮かべながらも、俺の説得をどうにか聞いてくれた。自分が切れたが最後、俺にも迷惑がかかってしまうことを、桜井はちゃんと分かっているのだ。

それにしたって、なんてひどい男だろう。俺は副社長をじっと睨んだ。

「ああ、なんだじいさん。睨みなんか聞かせちゃって。なんか文句でもあるのか? 俺は死者の副社長だぞ。副社長。そして社長の大事な息子でもあるんだ。お前らみたいなどん底の人間とは、生まれた時から人種がまるっきり違うんだよ。バカ」

そう言って、副社長は攻撃のターゲットを今度は俺から桜井にシフトチェンジした。俺にした時と同様、桜井にも椅子に座るよう命令した。桜井はいやいやながらも腰かけた。副社長は、あははと笑った。

「そうそう。お前らみたいにどん底で暮らしてるような連中は、俺様の言うこと聞いてりゃいいんだよ。だって、それくらいしか脳がないんだからな」

副社長は、桜井の頭のてっぺんからビールをたっぷりと浴びせかけた。桜井は思わず立ち上がり、副社長の襟元に掴みかかった。副社長は、やれるもんならやってみろと余裕の表情を浮かべている。まずい。このままでは最悪の事態が起こってしまう。そう感じた俺は、慌てて桜井を副社長から引き離した。

副社長と契約社員。立場は違えど、同じグループ会社で働く仲間じゃないか。そんな仲間へ、こんな意地悪な仕打ちを。しかも、大勢の人がいる前で行うなんて、全く理解できない所行だ。そして、俺が怒りを感じる点はもう一つあった。副社長が俺たちにぶっかけたビールは、うちの会社の商品の一つである。そんな大事なものを、こんな風に粗末に扱うのは許せない。さすがに温厚な俺も、一言言わずにはいられなかった。

「副社長、あなたが私たちに浴びせかけたビールは、うちの商品ですよね。我々はこの商品のおかげで生活させてもらっていると言っても過言ではない。そんな大事なものを、あなたはいじめの道具として粗末に使った。その点について、どうお考えですか?」

副社長は不機嫌そうに、なぜそんなことを俺に言わなきゃならないんだ、と答にもならない答えを返してきた。まるで幼稚な駄々っ子だ。そうして副社長は、俺たちを苦しめるのに飽きたようで、その場を去ろうとした。場内の人々は騒動の様子を伺うようにこちらに注目しているが、誰一人として助けを差し伸べてくれる人間はいなかった。副社長の報復を恐れているからだ。俺はすっかり失望した。いつから、こんな会社になってしまったんだろう。

小さくなっていく副社長の背中。悔しげな桜井の表情。その拳はあまりにも強く握り込んだせいで、手のひらに爪の跡がついている。ズブ濡れの親友のそんな哀れな姿に。そして、自分の髪から滴るビールの雫が落ちるのを見て、とうとう俺の堪忍袋の緒は切れた。俺は遠ざかる副社長の跡を、走って追いかけた。年を取っても、脚力にはかなりの自信がある。楽勝で追いついた俺は、その腕をガシッと掴んだ。

副社長は軽減な表情で、手を離すように俺に命じた。俺は首を横に振り、桜井に謝るよう促した。副社長は、そんな言葉を鼻で笑った。俺はもう一度同じことを言って忠告した。副社長は大きく舌打ちした。

「ち、しつこい野郎だ。つうか、いい加減離せっての」

しかし、振り払っても振り払っても、俺は手を離さない。副社長はギロッと鋭い目つきで睨んだ。しかし、俺はそれにひるむことなく、じっと副社長を睨み返した。その瞬間、副社長が一瞬ひるんだのが分かった。副社長は気を取り直して、冷たく言い放った。

「ああ、なんだ、もしかして俺とやる気か? こんな追い惚れと張り合うなんて、とんだ茶番だな、こりゃ」

せせら笑いを浮かべながら、副社長は俺の襟元に掴みかかった。こうなれば致し方あるまい。俺は覚悟を決めた。

対峙する俺と副社長の間に、一触即発のムードが漂う。と、その時だった。一人の中年の男が、随分と慌てた様子で駆け寄ってきた。

「やめなさい! 何をしているんだ?」

現れたのは、グループ死者の現社長、宇内のたふだった。副社長にとっては上司であると共に、実の父親でもある。突然の父親の登場に、副社長は思わず固まってしまった。現場に到着するなり、宇内は副社長の顔面を思いきりひっぱたいた。その勢いに押されて、副社長は床にドサッと倒れ込む。しかし、副社長は事態をまるで飲み込めていないようで、目を白黒させるばかりだ。

ようやく起き上がった副社長は、宇内にどなった。

「何しやがんだよ、親父。この馬鹿野郎!」

「お前の方こそ、一体どういうつもりだ?」

怒鳴り返された副社長の顔には、クエスチョンマークが浮かんだ。宇内は俺に対して、即座に土下座した。場内の人々は大きくどよめいた。

「この度は、うちのバカ息子がとんでもないことを。申し訳ございません!」

俺はすぐに顔を上げるよう促した。申し訳なさそうに何度も頭を下げる宇内は、俺に詫びても詫びても気が済まない様子だ。

「あなたのおかげで、今の会社があります。それなのに、このバカ息子は…」

宇内は大勢の人々の前で副社長を叱責し、お前がひどい目に遭わせた相手が誰だか知っているのか、と尋ねた。副社長は、何も分からない小さな子供のように首を横に振った。宇内はこの愚息の態度に呆れ返り、頭を抱えて俯いてしまった。どうやらこの状況にすっかり参ってしまっているようだ。宇内は気を取り直して顔を上げ、副社長に、俺がグループ20社を取り仕切っている経営母体、シーサードリンク本社の会長であることを告げた。

しかし、副社長は信じられないといった様子で、声を荒げて反論した。

「で、でも、このじじい、事務の契約社員だろう? 会長が事務仕事してるなんて、そんなバカな話あるわけないじゃん。どう考えてもおかしいじゃねえか」

俺は副社長に、若い部下の育成に成功したおかげで、会長としての仕事は今はほとんどないに等しいことを話した。そして、それ故に会社のためにできることがあるならば何でもしたいと役員たちに相談した結果、あえて身分を隠し、最近人材不足が目立っている事務課で契約社員として仕事に当たっていることを明かした。

副社長はまだ軽減な表情を浮かべている。俺が中卒であることに、どうしても納得がいかないようだ。どうやら彼は、高学歴史上主義の偏見の持ち主らしい。俺は副社長に自分の経歴をこま細かく話すことにした。叩き上げで起業し、波乱万丈の末にここまで会社を大きくしたこと。そしていい時も悪い時も、その右腕としていつも桜井がそばにいたことを告げた。ちなみに桜井も俺と同じように、副会長の身分を隠してグループ会社で働いていることも付け加えて教えてやった。

副社長の顔は、見る見るうちに青ざめていった。桜井はそれを見て、プッと吹き出して笑った。宇内は、ズブ濡れの桜井を見てさらに頭が痛くなったようだった。

「副会長にまで、こんなひどいことをしていたとは…。一体何と言ってお詫びすればいいのか。そうだ、言うならば、この腹をかっさばいてでも…」

桜井は慌てて、そんな必要はないと止めた。そして、息子の教育を今一度最初からやり直すよう、彼が得意な毒舌を交えながら忠告した。宇内は再三に渡り、頭を下げ続けていた。そんな父親の姿を前に、副社長は罰が悪そうに頭を掻いている。

俺は、未だに謝罪の一言すら口にしない副社長に、容赦なく処分を言い渡した。

「副社長君のしたことは、決して許されることではない。今後はしっかり反省するんだな。それと、申し訳ないが君には副社長の座はブンブ騒応と言わざるを得ない。もう一度、平社員からやり直す気はあるかい?」

副社長は顔を真っ赤にして首を横に振り、そんな目に合わされるくらいなら、こっちからこんな会社願い下げだ、と言った。そして、悔しそうに自段を踏みながら、パーティー会場から姿を消していった。

やれやれ。最近の若者は南弱で困る。宇内は未だに頭をひたすらに下げ続けている。出来の悪い子供を持った親は大変だな。俺は苦笑しながら、桜井と顔を見合わせた。

その後、副社長は間もなく解雇された。宇内は、子供の頃から副社長のわがまま放題を許して甘やかしてきたこれまでの態度を改め、副社長に徹底的に厳しく当たるようになった。しかし、職務を首になってからも、副社長は相変わらずだったようだ。仕事も探さず、無職のまま親のすねをかじって、だらしない生活を続ける副社長に、宇内はとうとう親子の縁を切る決断を言い渡した。実家を追い出された副社長は、行く先々のネットカフェを点々としていたらしい。しかし、ついに貯金が底をついた副社長は、無銭飲食を繰り返した疑いで先日逮捕されてしまった。今頃は警察で取り調べを受けている最中だ。どうやら余罪もかなりあるようで、おそらく実刑は免がれないだろう。今後副社長を待っているのは、厳しい刑務官にしかられる刑務所暮らしだ。

一方、俺はと言うと、相変わらず会長職を続けていた。しかし、パーティーの一件でみんなに正体がバレてしまったので、契約社員としての事務仕事は終了することになった。俺は会長室の椅子にどっかりと座って、物思いにふけった。部下たちが立派に育ってくれたのは喜ばしいことだが、正直、俺ももっと働きたい。そんなことを思う俺の頭に、一つの考えが浮かび上がった。それは、新たなグループ会社の立ち上げだ。

俺はすぐさま桜井に電話した。新会社は、俺が主体となって設立する。もちろん、右腕として手伝ってもらうのは桜井だ。社員には、なるべく俺たちと同年代の人間を採用しようと思う。なんと言っても人生100年時代。まだまだ隠居するには早すぎる。一生現役を目指して、これからも一生懸命、仲間と共に働いていこう。俺はそう決意を新たにして、前を向いた。

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