産後、義母が毎日のように訪れてはソファーでテレビを見て、私に茶を出させ、ティッシュを取らせる。夫は義母の言いなりで、私の相談相手にはなってくれない。そんなある日、義母のバッグから落ちた「遺言書」を拾ってしまう。そこには、すべては私に残す、ただし夫と離婚するなら一切なし、と書かれていた。夫は知っていたはずなのに、「母さんは俺を大事にしてくれる」と笑うばかり。この家は、本当に私の居場所なのだろう…

産後、義母が毎日のように訪れてはソファーでテレビを見て、私に茶を出させ、ティッシュを取らせる。夫は義母の言いなりで、私の相談相手にはなってくれない。そんなある日、義母のバッグから落ちた「遺言書」を拾ってしまう。そこには、すべては私に残す、ただし夫と離婚するなら一切なし、と書かれていた。夫は知っていたはずなのに、「母さんは俺を大事にしてくれる」と笑うばかり。この家は、本当に私の居場所なのだろう...

出産後、初めての育児に奮闘する毎日。でも、夫の母が毎日のように訪ねてきては、ソファーでテレビを見て、私を顎で使う。真夜中、息子が泣き出し、私は疲れた体を引きずって起き上がった。夫は隣でいびきをかいている。あの人は今日も来るのだろうか。

朝、洗濯物を畳んでいると、義母がやってきた。彼女は私の化粧台を使い、鏡の前で長い時間をかけて身支度を整える。週末のダンス教室にでも行くのだろう。そう言えば、先日、義母のバッグから見覚えのない書類が落ちた。何気なく拾うと、そこには「遺言書」の文字。心臓が止まるかと思った。

その日の夜、夫に問い詰めた。「お母さんの遺言書って知ってる?」夫はスマホから目も上げず、「ああ、母さんが言ってたな。全部お前にやるってさ。家も貯金も。でも、条件があるんだ。俺と離婚したら、すべて没収。だから、俺のことも大事にしてくれよ?」私は言葉を失った。これが私たちの結婚の本当の意味だったのか。息子の泣き声が遠くで聞こえる。

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